※画像は、日本在宅薬学会ホームページのバイタルサイン講習会-受講者の声のページから引用。
このように直筆が載るのなら、もっと丁寧に書けばよかったですね。
お恥ずかしい限りです。
直筆はあまりにも読みにくいので、読みやすい字で改めておきます。
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今回受講された動機は何ですか?
バイタルサインをとることが出来るのが、薬剤師が訪問業務を行う上で、必要な事の1つになってきた と感じたため。
今回の研修の感想、意見など自由にお書きください。
普段から当たり前のようにやっていないと、現場で役立てるのは難しいだろう。
家族や身近な人で練習し 経験を積む必要がある。
受講した動機について 補足
日頃から個人宅で療養中の患者様への訪問薬剤管理を行っていて、薬剤師が介入することで「薬を飲み忘れなく飲んでいただく」「なぜこの薬を飲む必要があるのか理解していただく」という事は達成できていました。
しかし、薬の効果が出ているのか、副作用は出ていないのか、という事については本人や周りの方へ口頭で確認するに留まっていました。
その後、書籍”薬剤師のためのバイタルサイン”等を読み、訪問時には自動血圧計を持って行き、必要時に血圧を確認するという事も行うようになり、薬剤師がバイタルサインもとる という考えに共感するようになりました。
そして、血圧以外のバイタルサインも必要時には確認できるようになっておくべきではないかと考え、バイタルサイン講習会を受講するに至りました。
研修の感想について 補足
約半日の講習を受けて、
・聴診器で心音を確認する
・聴診器で呼吸音を確認する
・聴診器を用いた血圧測定
のホントの基本中の基本の部分だけは確認できました。
しかし、上記「受講者の声」で書いたように、実際に患者さんに対して行えるレベルではありませんので、現在 家族に協力してもらい経験を積んでいる所です。
※バイタルサイン講習会を受けなくても、自動血圧計で血圧を測定する,水虫の薬が出ている患者さんには足(患部)を見せてもらう,ステロイド外用薬をお使いの患者さんには肌(患部)の状態を見せてもらう等,処方された薬の効果が得られているか確認する方法はたくさんあります。
講習会を受けようか迷われている方は、まずこういった事から始めてみて、それでも足りなければ講習会を受講してみるのが良いでしょう。
今は、インターネットで調べればいくらでも情報が手に入りますし、他者と繋がることもできます。
しかし研修会のように、似た志を持つ人と同じ 空間と時間 を共にして行う情報収集・情報交換で得られるものは、また違いました。