港区医療介護連携の会(講演&グループワーク)に参加してきました。

2019/12/4(水)に行われた、港区介護医療連携の会(講演&グループワーク)に参加してきました。

・テーマは、吉本新喜劇の小藪さんのポスターで話題にもなった人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)についての内容でした。

講演内容で特に勉強になった所

・以前から「リビング・ウィル」といって、判断能力があるうちに自身の終末期医療について意思表示しておく という考え方はあったが、最近それがうまくいっていないことがわかってきた。
・うまくいっていない「リビング・ウィル」に代わる考え方が「アドバンス・ケア・プランニング」である。
・「アドバンス・ケア・プランニング」は、患者の判断能力があるうちから、患者&家族&医療者&介護者をまきこんで、患者の終末期医療について考え始める。というもの。
・1度「会議」をしたら終わり、というものではなく、患者の病態や心情や知識の変化によって、会議の結論は変化してゆく。
「アドバンス・ケア・プランニング」は継続的な会議である。
・継続的な会議を行うために、SNS(例:「メディカルケアステーション」という医療用のクローズドなSNS)の活用は不可欠。
・「アドバンス・ケア・プランニング」の成功のためには、医療者&介護者側が患者の心理を理解することが重要。
そのために「医療現場の行動経済学」という本はおすすめ。
※講演者の、大阪市立総合医療センターの多田羅DRが10章を執筆されています。
・大阪市立総合医療センターでのACP(アドバンス・ケア・プランニング)の実例・成功例の紹介は大変勉強になりました。

その後のグループワークでは

・各テーブルの医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネ、ヘルパー、地域包括支援センター職員、区の職員で、「港区でACP(アドバンス・ケア・プランニング)をすすめてゆくためにはどうしたらよいか」意見を出し合い、意見をまとめてグループ毎に発表を行った。

 

このように、大阪市港区は「医療・介護・行政」が顔の見える関係作りを行い、地域住民の皆様を、地域の皆で支えようという取り組みを積極的に行っているエリアです。
イキミ薬局は、今後もこの一助を担うために積極的に活動してゆきます。