食物繊維の摂り過ぎは便秘に逆効果になる場合もある[便秘解消のための知識]

便秘

便通改善に良いイメージのある 食物繊維 ですが、食物繊維を摂っても便秘解消に無意味な場合や、食物繊維の摂取が便秘に逆効果をもたらす場合もあります。

直腸性便秘 というタイプの便秘の場合、食物繊維の摂取が便秘に逆効果になることがあります。

直腸性便秘とは

直腸性便秘とは 大雑把にいうと、
長~い腸の最後の出口付近部分である直腸までは正常で問題が無いにもかかわらず、最後の出口の部分(直腸・肛門)に問題があるために起こってしまう便秘の事です。

直腸性便秘の場合、肛門のすぐ近くの直腸部分に便が溜まっています。
便のかさを増やす効果のある、食物繊維を摂り 便の量が増えると、さらに直腸に便が溜まって、便秘の症状を悪化させてしまう恐れがあります。

直腸性便秘の場合 下剤も効きにくい

市販されている便秘薬や、一般的な下剤は 腸を刺激し、腸の蠕動運動を活発化させ 便秘を解消させる仕組みのものがほとんどです。

直腸性便秘の場合、腸の蠕動運動には問題がありませんので、一般的な下剤では効果が得られません。下剤が効かない場合、常用したり、どんどんと量を増やすのではなく、専門医を受診するようにしてください。

「便秘解消のために食物繊維を摂ろう」について

「便秘解消のために食物繊維を摂ろう」というのは、ほとんどの場合正しいのですが、例外的に「食物繊維の摂取が便秘に悪影響を起こす事もある」という事を一人でも多くの方に知っておいて欲しく、このようなページを作りました。

もしかして直腸性便秘かな?と思われる方は、専門医を受診するようにしてください。

筆者:薬剤師-五十君 壮平 (Isogimi Sohei)




 

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