過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome : IBS)とは、腸に異常が無いにも係わらず消化器症状を繰り返す病気

疾患-薬剤

過敏性腸症候群(英名irritable bowel syndrome:略 IBS)は、
大雑把に言うと、腸に見た目での異常は無いにも関わらず、便通異常や腹部不快感などの、消化器症状が続く・繰り返す などをする病気の事です。

 

※Longstreth, G.F. et al.:Gastroenterology 2006;130(5):1480-1491 (PMID:16678561)[R-04561]より引用
過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:IBS)は、その症状を説明し得る器質的疾患を伴わず、腹痛・腹部不快感と便通異常を主体とし、それら消化器症状が長期間持続、若しくは再発・改善を繰り返す機能性消化管疾患である。

 

 

IBS(過敏性腸症候群) は特定の時点の便形状に基づいて、4 つのサブタイプに分けられます。
・便秘型 IBS (IBS-C)
・下痢型 IBS (IBS-D)
・混合型 IBS (IBS-M)
・分類不能型 IBS (IBS-U)

 

IBS(過敏性腸症候群)は命に係わるような疾患ではありませんが、その症状により行動が制限されることで社会的活動に支障を来します。
場合によっては QOL(生活の質)が著しく低下することがありますので、放ってはおけない疾患です。

 

IBSの有病率は約11%~14%と非常に多い

国内外の調査で、IBS(過敏性腸症候群)の有病率は11%~14%と報告が出ている事からも、IBSが非常に身近な病気であることがわかります。

・国内外の一般人口に対する調査では、IBS の有病率は約 11%と報告
※Lovell, R.M. et al.:Clin. Gastroenterol. Hepatol. 2012;10(7):712-721 (PMID:22426087)[R-07341]より

・国内における健康診断受診者を対象とした調査では、1999年に発表された機能性消化管障害の国際的基準である RomeⅡ基準を用いて有病率を評価すると、全受診者の約 14%が IBS であったと報告
※Kanazawa, M. et al.:Dig. Dis. Sci. 2004;49(6):1046-1053 (PMID:15309899)[R-07342]より

・2006 年に改訂された RomeⅢ基準を用いた一般成人を対象としたインターネット調査では、IBS の有病率は約 13%であったと報告
※Kubo, M. et al.:Neurogastroenterol. Motil. 2011;23(3):249-254 (PMID:21122032)[R-07343]より
※Miwa, H.:Patient Prefer Adherence 2008;2:143-147 (PMID:19920955)より




これってIBS(過敏性腸症候群)?

ここ10年程で、過敏性腸症候群の治療薬はかなり充実しましたので、下記のような症状にお悩みの方は、「過敏性腸症候群」を疑って、一度 胃腸や消化器の専門医を受診されてみても良いかもしれません。

・急にお腹が痛くなることがある
・急にトイレに駆け込むことがある
・いつも下痢や軟便である
・便秘や下痢を繰り返している

 

【近隣(大阪市港区医師会)の専門医】
胃腸科

消化器科

 

筆者:薬剤師-五十君 壮平 (Isogimi Sohei)

 

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